500円飛行機 【後篇】
さて前回作った500円飛行機ですが,名前を付けていませんでした。なので今回は,名前と飛行試験の結果をお伝えしたいと思います。
まずこの500円飛行機なのですが,当初はまあ上空で使うものの実験用に使い捨て出来る飛行機が欲しいということで開発を進めてきました。(違うかもw)そこで,FlareのFlと,ExperimentのExから取って,FLEXとしたいと思います。また今回の機体は試作品なので,αも足して,今回の機体の名前はFLEX-αとしたいと思います。
……テーマカラーは青で。
さていよいよ機体を飛ばしてみました。
……結果は墜落&破損の2コンボでした。実験後の機体はこんな感じ。
しかしここで止まるわけにはいきません。墜落…はまあ一旦置いておいて,破損の原因を突き止める必要があります。
この状態を維持したまま,持ち帰りました。そしてよく観察してみると,機体の一部に土がついています。この土は墜落時についたと考えられます。なのでこの土の付いた場所を見る事によって,原因が分かりそうです。
土がついたところを見つけました。主翼の左と尾翼の底部,また先頭にもついていました。主翼は右側に土がついていないのに対し,左側に土がついています。なのでこのFLEX-αが墜落した時には,機体は左右のバランスを失っていたと考えられます。
また,尾翼の底面(機体)と機首にも土がついていました。つまり機体にゆがみはないって事でしょう……か?ただ折れた場所と機体が折れるほどの負荷がかかった事を考えると,尾翼側が先に下がり始めたのでしょう。
さてまとめると機体は左右のバランスを崩し,そして尾翼側から下がっていったと考えます。
そしてこれらの事を改善するために,翼面積を等しくしたり※(等しい事を確認済み),重心を変える必要があります。なので加工方法,翼の形状,機体の重心の修正を次の機体にはしたいと思います。ぜひFLEX-βにご期待を。