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Matplotlibのplotに対する偏見

 みんなはそうではないかもしれないけど、今まで自分の中には、Matplotlibのplot()は等差配列的なものしか受け入れてくれない、という偏見があった。実際に多くのチュートリアルでは、

x = numpy.arange(-5, 5, 0.01)

とか、

x = numpy.linspace(-5, 5, 100)

みたいにしてから、

y = x ** 2

のようにするコードが多いし、自分の偏見でコーディングする癖も相まって、公式ドキュメントなんで読む機会は確保していなかったから、ずっと何かこう等差配列しか受け入れてくれないのかなって思っていた。
 言い訳になるけど、新しい言語を始めるときに、参考にするチュートリアルの書き方を真似てコーディングをする、なんて事あるし――それに車輪の再発明は新しい言語を学ぶのに必要なことじゃん。むしろその車輪を如何に拡張していくか、という点が非常に重要なのであって、とにかく、なかなか公式ドキュメントを読む機会ってのは少ないと思うんだ。

 まあその話は置くとして、そんな自分の偏見が打ち砕かれたのはつい最近の事。Pythonで円を書こうって思ってぐぐった時に、初めて知ったんだよね。
高校二年生ぐらいで習うと思うけど、円の式ってこんな感じじゃん。
x^2 + y^2 = r^2
それでさ、今まで慣れていた書き方(二次関数とかsin波とか)とは大きく違うわけで、こんなん書けるわけないよって感じになったんだよね。
 あ、ちなみに↑の式はデカルト座標のもので、極座標になるといくらかマシになるんだよね。
 R = r
まあ変数が似たようなのは勘弁して。
 
 あるサイトによると、円はRとsin、cos、\thetaを用いて書けるらしいのね。まあ媒介変数ってやつなんだけど。
それみて、「WTF!!!」って思って、改めて公式ドキュメント見てみたら、等差配列を入力しろなんて書いてないんだよね。

ずっと等差配列の入力が必要だと思ってました。以上!!!