学生のうちはC++をやろう!
学生さんの中にはプログラミングを始めたいけどなんの言語にするか悩む、なんて人もいると思います。プログラミングの言語の選び方自体は「自分が何を作りたいか」で決めるのが一番ですが、そういう意志がなくてもなんとなくはじめてみたいって人もいますよね。
そういう人にはC++をおすすめします。理由は主に2つあります。
・競プロやJOIへの汎用性
現在、AtCoderに代表される多くの競技プログラミングサイトは多様な言語に対応していますが、ほとんどのサンプルコードはC++で書かれています。この事からも分かる通り、C++の存在は国連におけるフランス語と同じような立場にいるとも言えますね。
また、JOIこと情報オリンピックも同じような感じです。予選は多くの言語で出来ますが、本選になるとC++しか使えません。
この事から自身のプログラミングの機能を進学等に役立てたい場合は、C++をやるべきだと言えます。
・速度
さて多くの人が「プログラミング言語 おすすめ」などと検索し、Pythonという文言を見た事でしょう。確かにPythonは文法もかんたんで、無料の教材の多さから学習コストも低く(この前東工大が無料で教材を公開しましたね)、時間しかないような学生にはおすすめであると言えます。
しかしPythonには大きな欠点があります。とにかく遅いのです。While文を使うと情弱扱いされるほどです。この問題はPythonがコンパイルを必要としない、という所に起因します。
対してC++は、ちゃんとコンパイルを必要とする分、速度は速いです。Rustというこれまた爆速な言語が存在しますが、それと比べても大体遜色のない程度には速いです。
まあ言語の選択は自由なので、お好きにどうぞという感じですが、参考になれば幸いです。