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引用の練習

――引用の量は全体の文の一割から二割程度なんて話をたまに聞く。しかし,自分にはどうもこの感覚が分からないのである。そこで今回,この記事を以て引用の練習をしようという魂胆である。

まず現段階においての引用文の扱いについて。

 その宗教は,多くの信者と絶大な社会的影響力を兼ね備えていながら,”カルト”と時々呼称される。その理由として挙げられるのは,やはり団体の性質と言える。実際に新聞社における世論調査において,この宗教の印象を訪ねた所,その多くが”良くない”あるいは”いい印象を持っていない”というものであった。その中の一人は,
「やはり日本において宗教に対する不信感は強大である。それが,特に社会的地位を保つというならば,よりいっそうだ」(引用元)と述べている。

こんな感じかな

じゃあこれをどう改良していくか,という話になるね。まあ,とりあえずパラグラフを意識して文頭に結論を持ってくる方法を取ってみる。

 日本における宗教への不信感は大きく,それがその宗教の別称”カルト”に影響している。その宗教は社会的影響が強い反面,カルトと呼ばれる。それは,日本人特有の宗教に対する疑念によるものである。実際に,ある新聞社が行った調査において,「やはり日本において宗教に対する不信感は強大である。それが,特に社会的地位を保つというならば,よりいっそうだ」という意見が見られた。

まあこんなかんじか。